2005年08月05日

「ブラジルと日本」(3)

 ヒロミさんが話してくれた、厳しい現実のお話です。


 日本経済がバブルの時以来、外国からの労働者は急増しています。
 
かって、日本の多くの貧しい人達が、新天地を求めてブラジルへ渡ったように、

今は、生活の糧を求めて、日系ブラジル人を始め、多くの外国の人達が

日本へ出稼ぎにきています。


 しかし、彼らの手にする給料は、派遣会社の手数料分も差し引かれ、

本国と比べれば何倍にもなるんでしょうが、日本で生活するには、やはり

少ないんだそうです。

母国に送金したり、生活のレベルを上げようと、彼らは懸命に働きます。

単身者ならまだしも、結婚していたり、子供がいたりすると、そこに大きな

問題が発生してきます。


 工場の勤務は交代制ですし、夜も働かなければなりません。

夫婦共稼ぎですから、家族の生活は当然すれ違いになってしまいます。

こうした状況では、夫婦間や子供との関係が、コミュニケーション不足に

なってしまうのは避けられないことです。


子供を学校に行かせられなかったり、知らない間に悪の仲間と付き合っていたり、

そこには、個人の力ではどうしようもない現実があるんだそうです。


 ブラジルの人達の、あの陽気な国民性とは全く似合わないこの悲しい話に、

会場も少ししんみりしましたが、近いうちにみんなでブラジル料理を食べに

行こうという話がでて、再び元気を取り戻しました。(笑)

あと3年後、2008年は、「ブラジル移民100周年」だそうです。

少し早いですが、みんなで盛大にお祝いしようということになりました。

  
  「ブラジル移民100周年」  http://www.100nen.com.br/ja/
posted by 革新社長 at 06:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 異業種交流会(SP研) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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