ヒロミさんが話してくれた、厳しい現実のお話です。
日本経済がバブルの時以来、外国からの労働者は急増しています。
かって、日本の多くの貧しい人達が、新天地を求めてブラジルへ渡ったように、
今は、生活の糧を求めて、日系ブラジル人を始め、多くの外国の人達が
日本へ出稼ぎにきています。
しかし、彼らの手にする給料は、派遣会社の手数料分も差し引かれ、
本国と比べれば何倍にもなるんでしょうが、日本で生活するには、やはり
少ないんだそうです。
母国に送金したり、生活のレベルを上げようと、彼らは懸命に働きます。
単身者ならまだしも、結婚していたり、子供がいたりすると、そこに大きな
問題が発生してきます。
工場の勤務は交代制ですし、夜も働かなければなりません。
夫婦共稼ぎですから、家族の生活は当然すれ違いになってしまいます。
こうした状況では、夫婦間や子供との関係が、コミュニケーション不足に
なってしまうのは避けられないことです。
子供を学校に行かせられなかったり、知らない間に悪の仲間と付き合っていたり、
そこには、個人の力ではどうしようもない現実があるんだそうです。
ブラジルの人達の、あの陽気な国民性とは全く似合わないこの悲しい話に、
会場も少ししんみりしましたが、近いうちにみんなでブラジル料理を食べに
行こうという話がでて、再び元気を取り戻しました。(笑)
あと3年後、2008年は、「ブラジル移民100周年」だそうです。
少し早いですが、みんなで盛大にお祝いしようということになりました。
「ブラジル移民100周年」 http://www.100nen.com.br/ja/
2005年08月05日
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